エンジニアにとって大切なコミュニケーション補い、エンジニア同士のコミュニケーションによる問題を解消するツールとしてSlackを紹介します。
Slackとは2013年8月にリリースされ、2014年に正式公開された北米発のコミュニケーションツールです。「flickr」の創業者のスチュワート・パターフィールドによって生み出されました。
SkypeやHipchatと似ているツールですが、機能や使い勝手、デザインがとても優れています。海外、日本国内において2015年で100万人を超えるのユーザーが利用するほどの人気となっています。
2016年4月現在の料金体系は「Free」「Standard」「Plus」の3プランです。Freeでは基本的な機能が利用でき、ログ検索と閲覧は10000メッセージまで、他サービスとの連携が10個までという制限があります。全体のストレージは5GBまでになります。Webブラウザだけでなく、iOSアプリ、AndroidアプリもFreeプランで利用することができます。
以下の3つの種類のチャンネルを利用してチャットで会話をします。
Twitterのように「@username」という文字列を使ったメンションを利用することによって該当するユーザーに通知をして、チャット内に投稿することができます。
@username | 特定個人へメンションする |
@here | 今現在オンラインのメンバーへメンションする |
@everyone | 全メンバーへメンションする |
@channel | チャンネル内の全メンバーへメンションする |
ドラックアンドドロップであらゆる種類のファイルを添付することができます。
Slackを使って仕事でするようになるとチャンネルが増えてきて、いつどのチャンネルでコメントをしたのか忘れてしまうことがあります。Slackの検索はチャンネルを跨いで行うことができるので、検索する手間を省くことができます。
Slackはさまざまなサービスと連携することができます。
Google CalendarやRedmine、IFTTTなどの他サービスと連携することでSlackをさらに便利に使用することができるようになります。
App Directoryで連携できるサービスを検索することができます。
IFTTTとは、バラバラのWebサービス同士を連携して情報のやり取りをするものです。今回は例としてIFTTTとの連携方法について説明します。
Slackはアプリ(bot)を使うことでより便利に使うことができます。次回はSlackのおすすめ人気アプリ(bot)を紹介します。