サイト運営していて、
- デザインやコンテンツを修正した場合、過去の内容を確認したい。
- あっ!!間違えて削除した・・・・どうやって前のものを確認したらいいんだろう。
と、こんなことないですか?
実は簡単に過去のデザインやコンテンツを確認することができます。
間違えて削除してしまったときなど振り返ることができるのは助かります。
しかし、最近話題になった「ウェブ魚拓」。「ウェブ魚拓」は、Webページを保存でき、過去のWebページも閲覧できるサービス。
以前よりインターネットで公開される情報は、削除されず数年経っても閲覧できる状態にありました。先日、個人の権利として「忘れられる権利」等について地裁で初めて認定され、Googleに削除の命令がでてました。「ウェブ魚拓」は、「忘れられる権利」などに対応することが困難であることであることにより、一部の機能を停止し、今後については検討すると発表されました。
「ウェブ魚拓」サービスの利用者からするとサービスの停止は困りますが、「ウェブ魚拓」サービスの運営者として対応が早いのは評価されるかもされません。
そこで今回は「ウェブ魚拓」以外で同様な過去のデザインやコンテンツを簡単に確認できるサービスや機能を3つ紹介したいと思います。
【目次】
Wayback Machine(Internet Archive)
Internet Archiveとは、インターネット図書館としてデジタル形式のデータを継続的に提供するために設立された非営利団体で、この団体が提供している「Wayback Machine」は指定したURLが過去にどのようなページを作っていたか確認できるツールです。
自身で管理しているサイトの過去のデザインやコンテンツだけでなく、取得したURLが過去にどのようなページで使われていたかなども確認できるため、ドメインオークションなどでURLを取得するときにも便利なツールです。
1:Wayback Machineを開き、閲覧したいURLを入力、[Enter]で検索します。
「Wayback Machine」:
https://www.archive.org/
2:年別を選択すると下にその年の月日を選択できるようになっています。
3:日付に水色の丸い印があるところがキャッシュとして記録があり、選択すると下記のようにページが表示されます。
Google検索で簡単に過去のデザインやコンテンツを確認方法
Google検索では、各ページのスナップショットを一時的に記録して保管しています。現在のページがページ速度が遅かったり、ページが表示されなくなった場合のバックアップとして利用できます。
1:Googleで閲覧したいサイトを検索し、検索結果からURLの横に記載している[キャッシュ]をクリック
2:下記のように上部にグレーのバーが表示されます。
記載ある通り、
- どこのURLのキャッシュなのか
- いつキャッシュが取得されたものなのか
- 何を表示しているのか(フルバージョンもしくはテキストのみのバージョン、ソースを表示)
表示はそれぞれの項目をクリックすると表示されます。
■フルバージョン
■テキストのみのバージョン
■ソースを表示
フルバージョンで表示されたサイトの文字などをクリックするとキャッシュした時点の内容を見ることができます。
WordPressのリビジョン機能
wordpressを利用している方で意外と知られていない機能としてリビジョンがあります。これは過去の履歴を閲覧できるようになっており、簡単に変更した内容を比較して確認できます。
1:ワードプレスの管理画面内にある過去の見たい記事を開き、右側に表示されている[公開]メニュー内にある[リビジョン]の数字の横に記載されている[表示]をクリック。
2:上部のバーで数分前から記事を書き始めたときまでのものが左右にスライドすることで閲覧できます。また現在のものと指定した過去の内容が比較され、異なる部分に色がついて表示されます。
いかがでしたか。
あくまで一時的な記録(キャッシュ)になるため、時間が経過してしまうと確認することができない場合もあります。ご注意ください。
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