今回、画像サイズを調整する際に例えば、16:9や3:2、4:3、黄金比などのアスペクト比の計算が大変だったので計算ツールを作ってみました。まだまだ改良予定ですが、α版としてリリースしました。
使い方は簡単で指定した写真サイズを入力するだけで、ピクセルで計算してくれたり、今持っている画像を各比率でシュミレーションができるようになってたりします。
是非使ってみてください。
それでは「ツールの使い方の紹介」と「アスペクト比について」を紹介していきたいと思います。
アスペクト比計算ツール(16:9/4:3/3:2/2:1/黄金比)
サイズ欄に指定するpxの数値を入力します。(①)指定すると入力した数値を「width(横幅)」もしくは「height(高さ)」をとして設定し計算することができます。(②)
イメージサイズを修正する前に現在のpx数や各アスペクト比にはめ込んだプレビューを見てサイズをしていることもできます。「ファイルの選択」からプレビューしたい画像を選択する(③)と、「ファイル名(④)」「現在のpx数(⑤)」や「各アスペクト比のプレビュー」を見ることができます。(※ファイルを選択しても当サイトで画像を保存されることはございませんのでご安心してご利用いただけます。)
※イメージは1:1の画像を使用しています。
アスペクト比とは、写真や映像の縦と横の比率を表したものです。
下記によく利用するアスペクト比とそのアスペクト比を使った事例のものを紹介します。
Web上の文中にアクセントとして表示する場合は「16:9」、写真がメイン、もしくは大きくアピールしたい場合は「3:2」もしくは「4:3」がいいでしょう。
16:9は、デジタルテレビのハイビジョン映像で採用されている縦横比でワイドビジョンとも言われています。地デジでも用いられています。以前までYoutubeは4:3でしたが、現在は16:9のアスペクト比になっています。ニコニコ動画では4:3、16:9が標準になっています。
写真などのフィルムカメラで使われる伝統的な縦横比で、35mm判フィルムカメラの画面サイズ、レンズ交換式のデジタル一眼レフのアスペクト比は「3:2」。デジタルコンパクトカメラの多くは「4:3」が多い。SurfacePro3はのスクリーンサイズは3:2。
PCのディスプレイやアナログテレビの標準でテレビ放送の標準とされた縦横比。エジソンが採用した横縦比でサイレント映画はこの比率を使用していた。かつては映画のサイズだった。映画館でもよく見られるIMAX映画でもこのアスペクト比が使われている。(スタンダード・サイズ)。1932年に映画芸術科学アカデミーによって1.375:1(4.135:3)が定められ、アメリカではアカデミー比(Academy ratio)と言われている。ipadのスクリーンサイズはこの4:3。
映画の多くは「スコープ・サイズ」と言われる2.35:1の比率が利用されています。映像関係では2:1でも見られます。Twitterの画像で最適な縦横比はスマホでは16:9で表示されますが、PC版では2:1の表示になります。
黄金比(Golden Ratio)とは、人間が最も美しいと感じる比率で、紀元前古代ギリシャで発見されて以来、今でも名刺やあのAppleのロゴでも使われています。[1:1.618(約5:8)]
白銀比(silver ratio)/大和比とは、日本の木造建築で古くから使われ、ハガキや印刷用紙のサイズでも利用されている比率です。 [1:1.414(約1:√2)]
日常で使うものとしては「1:1」ぐらいでしょう。
ホームページに横長の画像を挿入したいときに、この比率を取り入れると良いでしょう。
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