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WordPressプラグイン:All in One SEO Packの使い方・設定方法

WordPressではSEO対策をプラグインを使うことで簡単に設定することができます。

Googleなどの検査エンジンの最適化するSEO対策のサポートをしてくれる有名なプラグインとして、「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」があります。

今回は、「All in One SEO Pack」でSEOの基本的な設定やSNSのOGP設定、XMLサイトマップの設定方法と投稿・固定の各ページの使い方を紹介していきます。

WordPressプラグイン:All in One SEO Packをインストール

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

プラグインのインストール方法は下記の2種類あります。

  1. 以下URLよりダウンロードしてサーバにファイルをアップロード。
    https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-seo-pack/

  2. WordPressにログインしてから【プラグイン】>【新規追加】でキーワードに「All in One SEO Pack」を入力して検索してインストールします。

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法

WordPressプラグイン「All in One SEO Pack」の設定手順の目次になります。

  1. 一般設定(General Settings)
  2. パフォーマンス(Performance)
  3. 機能管理(Feature Manager)

最後に、投稿時のWordPressプラグイン:All in One SEO Packの使い方を紹介しています。

1.一般設定(General Settings)

1-1.一般設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

こちらの項目は基本的にすべてDefaultで構いません。一番上の「このプラグインを利用し、すでに募金しています」は任意で、募金していない場合でも利用可能です。

1-2.ホームページ設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

こちらでは、検索結果に表示される内容になりますので、非常に重要な項目になります。

項目説明
ホームタイトルサイトのタイトル(日本語で60文字以内で入力します。できるだけ短く、狙うキーワードを入力すると効果的です。)
ホームディスクリプションサイトの説明(日本語で160文字以内で入力します。)
ホームキーワード(コンマで区切る)キーワードが決まっていれば入力しておきましょう。(※SEOに効果がないと言われています。一番下のキーワード設定で有効にすると表示されます。)
代わりに固定フロントページを利用するチェックを入れると固定ページのタイトルやディスクリプション、キーワードが使用されます。ここは「利用停止」のままで問題ありません。

ここで設定したものはソースを確認すると各項目が下記のように記載されています。

<title>ホームタイトル</title>
<meta name="description" itemprop="description" content="ホームディスクリプション" />
<meta name="keywords" itemprop="keywords" content="ホームキーワード" />


1-3.タイトル設定(Title Settings)


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方
 

こちらではタイトルのタイトルをブラウザやページのソースのtitleタグの指定を変更する場合に利用します。こちらもデフォルトのままで変更は基本は不要です。

項目説明
タイトルを書き換えるデフォルトのまま「利用」で変更は不要です。設定したタイトルが検索エンジンなどで表示されます。SEOに効果的です。
タグと検索タイトルを大文字にするチェックすると、タイトルが英文の場合に最初の1文字が大文字にかわります。
カテゴリータイトルを大文字にする(英字のみ)チェックすると、カテゴリーページのタイトルが英文の場合に最初の1文字が大文字にかわります。
ホームページタイトル形式デフォルトではページタイトルが表示されるようになっています。(基本、変更は不要です。)
固定ページタイトルフォーマット固定ページのタイトルのフォーマットを指定。
投稿タイトルのフォーマット投稿ページのタイトルのフォーマットを指定。
カテゴリータイトルのフォーマットカテゴリーページのタイトルのフォーマットを指定。
アーカイブのタイトルフォーマットアーカイブページのタイトルのフォーマットを指定。
日付アーカイブのタイトル形式投稿日アーカイブページのタイトルのフォーマットを指定。
投稿者アーカイブのタイトル形式投稿者アーカイブページのタイトルのフォーマットを指定。
タグのタイトルフォーマットタグページのタイトルのフォーマットを指定。
検索時のタイトルフォーマット検索結果のタイトルのフォーマットを指定。
ディスクリプションの形式プラグインによって決められるオリジナルの詳細文を指定。
404エラーのタイトルフォーマットページがない場合に表示する404エラーページのタイトルのフォーマットを指定。
固定ページのフォーマットトップページやアーカイブが複数になった場合に各ページのページ数を表示するフォーマットを指定。

記載は下記の変数を利用します。

%blog_title% - ブログタイトル
%blog_description% - ブログのディスクリプション
%page_title% - 固定ページのオリジナルタイトル
%post_title% - 投稿のオリジナルタイトル
%tag% - タグの名前
%category_title% - 投稿のカテゴリー名
%category% - %category_title%のエイリアス
%page_author_login% - このページの投稿者のログイン
%page_author_nicename% -このページの投稿者のニックネーム
%page_author_firstname% - このページの投稿者の名 基本大文字英字)
%page_author_lastname% - このページの投稿者の姓(基本大文字英字)
%search% - 検索キーワード
%description% - プラグインで決められるオリジナルの詳細文。ex)抜粋の一部や自動生成されたもの。
%date% - WordPressが作成するアーカイブのタイトル。ex)「2007」とか「2007 August」とか。
%day% - The original archive day given by wordpress, e.g. "17"
%month% - The original archive month given by wordpress, e.g. "August"
%year% - The original archive year given by wordpress, e.g. "2007"
%request_url% - オリジナルのURLパス。ex)"/url-that-does-not-exist/"
%request_words% - URLパスの表示フォーム。ex)「このページは存在しません。」など。
%404_title% - 404エラータイトルの追加
%page% - ページの番号

1-4.カスタム投稿タイプ設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

項目説明
カスタム投稿用のSEOデフォルトのまま「利用」で変更は不要です。設定したタイトルが検索エンジンなどで表示されます。SEOに効果的です。
SEO on only these post typesチェックすると、タイトルが英文の場合に最初の1文字が大文字にかわります。
カテゴリータイトルを大文字にする(英字のみ)チェックすると、カテゴリーページのタイトルが英文の場合に最初の1文字が大文字にかわります。
ホームページタイトル形式デフォルトではページタイトルが表示されるようになっています。(基本、変更は不要です。)
固定ページタイトルフォーマット固定ページのタイトルのフォーマットを指定。
固定ページのフォーマットトップページやアーカイブが複数になった場合に各ページのページ数を表示するフォーマットを指定。

1-5.表示設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

記事の一覧や固定ページ一覧にタイトルやメタディスクリプション、メタキーワードを表示の有無の設定です。

チェックをすると下記のように一覧の横に表示されます。

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

1-6.ウェブマスター認証


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

Google Search Console(旧Google Webmaster Tools)」や「Bing Webmaster Center」の認証用コードの設定です。

Google Search Consoleの登録していない場合には、サイトの確認のところで下記の表示がでてきますので、その2行目の「HTML タグ」を使用する方法を選択し「content=」に続く「””」を除く部分をコピーし、プラグインの「Google ウェブマスターツール」に貼り付けます。

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

既に登録している場合にはサイトを選択して右上の設定(ねじ回しアイコン)を選択し、「確認の詳細」→「別の方法で確認する」で確認できるようになります。

1-7.Google設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

Google+やGoogle Analyticsの情報の設定です。

こちらではGoogleアナリティクスの登録を紹介します。

GoogleアナリティクスのIDの調べ方

上記のようにサイトのトラッキングコードの画面が表示されるため、この「UA」から始まるトラッキングコードを入力します。

ここで注意する点として、WordPressのテーマ(テンプレート)によってはGoogleのトラッキングコードを埋め込むことができるWordPressのテーマ(テンプレート)ではどちらか片方だけにします。両方に入力してしまうとPV数が2倍となってしまい、正しい情報が取得できなくなります。

1-8.Noindex設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

Noindexとは、Googleにインデックスさせないというものです。つまり、その指定した記事や固定ページなど検索エンジンから検索されないようになります。上記画像はデフォルトをイメージになります。検索エンジンから検索されないようにしたい項目があれば、チェックをいれます。

1-9.詳細設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

特に設定はありませんが、設定の必要があれば設定します。

1-10.キーワード設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

当初は上記のように利用停止にチェックが入っています。こちらを利用にすると下記のように項目が表示されます。

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

項目説明
キーワードを使用キーワードタグの利用の有無を設定。
メタキーワードとしてカテゴリーを使うカテゴリー名を自動的にkeywordタグに追加。
メタキーワードとしてタグを使うタグ名を自動的にkeywordタグに追加。
Dynamically Generate Keywords for Posts Page/Archives投稿・アーカイブページへ自動的にキーワードを追加

必要な設定を変更したら、上部もしくは下部の「設定を更新」をクリックします。

2.パフォーマンス

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

2-1.パフォーマンス

php.iniファイルの設定を変更でき、実行時間やメモリのリミットを変更することができます。

2-2.システム状況

現在のシステム状況、設定やこのプラグインのバージョンの確認ができます。

3.機能管理

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

こちらでは「サイトマップ」や「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)」、「All in One SEO Packの設定のエクスポート・インポート」などの設定ができるようになっています。

3-1.サイトマップ

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

XML Sitemapの設定方法になります。

①の「Activate」をクリックし、「deactivate」にします。

②に「XML サイトマップ」と表示されますので、クリックします。

3-1-1.XML サイトマップ


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

項目説明
ファイル名接頭語サイトマップのファイル名を指定。
Googleへ通知Googleにサイトマップを通知。
Bingへ通知Bingにサイトマップを通知。
更新を予約選択したスケジュールに基づいて、検索エンジンに通知
サイトマップインデックスを有効化キーワードタグの利用の有無を設定。
投稿タイプサイトマップに書き出す投稿タイプを指定。
タクソノミータクソノミーを利用して投稿タイプを生成する。
日別アーカイブページを含める日付別一覧ページをサイトマップに書き出す。
投稿者ページを含める投稿者別一覧ページをサイトマップに書き出す。
圧縮版サイトマップを構築する圧縮したサイトマップを生成する。
仮想Robots.txtからリンクするRobots.txtにサイトマップへのリンクを書き込む。
サイトマップを動的に生成サイトマップを動的に生成する。

3-1-2.追加ページ


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

手動でサイトマップにURLを加える場合に入力します。

3-1-3.除外項目


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

除外したいカテゴリーはこちらで除外の設定を行います。

3-1-4.優先順位


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

優先順位の設定を行います。

3-1-5.頻度


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

更新頻度の設定を行います。

3-2.ソーシャルメディア

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

ソーシャルメディアの設定方法になります。

①の「Activate」をクリックし、「deactivate」にします。

②に「ソーシャルメディア」と表示されますので、クリックします。

3-2-1.一般設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

3-2-2.ホームページ設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

項目説明
AIOSEOのTitleとDescriptionを使用するAll in One SEO Packeで設定したトップページのタイトルとディスクリクションを利用する場合、チェック。チェックした場合、下記の「ホームタイトル」と「ホームディスクリクション」の入力は不要。
サイト名サイトのタイトルを入力
ホームタイトルトップページのタイトルを入力。(「AIOSEOのTitleとDescriptionを使用する」をチェックした場合、入力は不要。)
ホームディスクリクショントップページのディスクリクションを入力。(「AIOSEOのTitleとDescriptionを使用する」をチェックした場合、入力は不要。)
ホーム画像シェアされたときに表示する画像を設定。


3-2-3.画像設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

項目説明
Select OG:Image SourceOpen Graphの画像を選択。
画像が見つからない場合はデフォルトを使用「Select OG:Image Source」で指定した画像が見つからない場合、画像を設定する場合チェック。
デフォルトのOG:Image「Select OG:Image Source」で指定した画像が見つからない場合、画像を設定。
デフォルトの画像幅デフォルトの画像幅(ピクセル数)を設定。
デフォルトの画像高さデフォルトの画像高さ(ピクセル数)を設定。
画像にはカスタムフィールドを利用する画像にカスタムフィールドを利用する場合、カスタムフィールド名を入力。


3-2-4.Social Profile Links


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

項目説明
Social Profile LinksSNS各サイトのプロフィールのURLを入力。
Person or Organization?個人か組織か選択。
関連付けられた名前関連付けられた名前を入力。


3-2-5.Facebook設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

こちらではFacebookの設定を行います。設定には管理者IDとアプリIDを使って設定します。(管理者IDとアプリIDはFacebook for developersで取得・確認します。)

項目説明
Facebook管理者IDFacebookの管理IDを入力。
FacebookAppIDFacebookのアプリIDを入力。
FacebookオブジェクトタイプFacebookに最新の投稿を表示する場合は「blog」を選択。
記事のタグを自動生成するSNS各サイトのプロフィールのURLを入力。
Enable Facebook Meta forFacebookに対応させる投稿のタイプを指定。
Show Facebook Publisher on ArticlesFacebookプロフィールページのURLを入力。Facebookページがある場合にはFacebookページのURLを入力。
Show Facebook Author on Articles記事の投稿者を表示する場合、チェック。
投稿オブジェクト型(post)投稿記事の種別を指定。(基本は「記事」で変更不要)
固定ページオブジェクト型(page)固定ページの種別を指定。(基本は「Article」で変更不要)


3-2-6.Twitter設定


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

項目説明
デフォルトTwitterカード表示したいTwitterカードタイプを選択。
(Twitterカードの利用は別途利用申請が必要。)
Twitterカードについて
Twitterサイト@をつけてTwitterアカウントを入力。
Twitter投稿者を表示Twitter投稿者を表示する場合、チェック。
Twitterドメイン自身のTwitterのURLが「http://twitter.com/****」 の場合、****を入力


3-2-7.ソーシャルメタ情報をスキャン


WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

ソーシャルメタ情報のtagが重複していないか確認します。

設定が完了が終了したら、「設定を更新」をクリックし情報を更新します。

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの使い方

WordPressプラグイン「All in One SEO Pack」の各投稿編集画面の使い方を下記に説明します。

メイン設定

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

項目説明
スニペットのプレビュー検索エンジンでどのように表示されるのか確認。
タイトル検索エンジンで表示されるタイトルの設定。(60文字以内)
未入力の場合は、そのまま投稿時のタイトルが使われる。
ディスクリプション検索エンジンで表示される説明文(ディスクリクション)の設定。(160文字以内)
未入力の場合は、そのまま投稿記事の冒頭部分が抜粋さえる。
キーワード(コンマ区切り)キーワードの設定。複数キーワードを入力する場合、カンマ(,)で区切る。
Robots Meta NOINDEXNoindex(検索エンジンに登録しない)場合、チェック。
Robots Meta NOFOLLOWNofollow(検索エンジンにこのページへのリンクをとどらない)にしたい場合、チェック
Robots Meta NOODPNoodp(提携ディレクトリサービスの検索結果の説明文に文章の引用をしない/Google)の場合、チェック。
Robots Meta NOYDIRNoydir(提携ディレクトリサービスの検索結果の説明文に文章の引用をしない/Yahoo!)の場合、チェック。
サイトマップから除外するサイトマップから除外する場合、チェック。
このページや投稿で無効にするこの固定ページや投稿記事のSEOが必要がない場合、チェック。

ソーシャル設定

WordPressプラグイン:All in One SEO Packの設定方法・使い方

項目説明
タイトルOpen Graphのタイトルを個別に指定する場合、入力。(95文字以内)
ディスクリプションOpen Graphの説明文(ディスクリクション)を個別に指定する場合、入力。(1000文字以内)
画像Open Graphの画像を個別に指定する場合、候補を一つ選択。
カスタム画像Open Graphの画像を個別に指定する場合、ライブラリーから選択もしくはその画像のURLを入力。
画像の幅を指定Open Graphの画像の幅を指定。
画像の高さを指定Open Graphの画像の高さを指定。
カスタム動画Open Graphの動画を個別に指定する場合、ライブラリーから選択もしくはその画像のURLを入力。
FacebookオブジェクトタイプFacebookに最新の投稿を表示する場合は「blog」を選択。
Facebookデバッグこの投稿をFacebookへ再度情報を取得させたい場合。
Twitterカードタイプ表示したいTwitterカードタイプを選択。
(Twitterカードの利用は別途利用申請が必要。)
Twitterカードについて
Custom Twitter ImageTwitterで個別で画像をしていする場合、。

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