WordPressでWebサイトやブログを構築するときに、有料テーマを利用することで構築の時間を短縮することができるだけでなく、さまざまなデザインや機能、SEO対策が施されています。
ただし、有料テーマを購入するときには注意して選ばないと時間もお金も無駄にしてしまうことがあります。今回は有料テーマを購入するときに注意すべき点についてまとめました。
■目次
WordPressにはバグ修正や脆弱性対応などで随時アップデートがあります。アップデートのときにテーマが対応できなくなることがあります。
テーマはWordPressのバージョンアップに影響があるときはきちんと更新されているかどうか確認が必要です。
無料・有料にかかわらずテーマにはバグがつきものです。購入時にはバグがなくても後から発覚するバグもあります。過去にバグ対応を行っているか、サポートフォーラムやブログのコメントなどがないかの確認が必要です。
テーマ名で検索してみてバグ対応を行っている方がいるかどうかもポイントです。多くの人が利用するということはそれだけ便利で使われていて、困ったことがあれば誰かが解決してくれることがあります。
カスタマイズをしたい場合に自力での解決は技術力がないと難しいものです。
困ったときにサポートしてくれる受付、回答してくれるかどうかは大きなポイントです。
テーマによってはライセンスが異なります。1つのライセンスで、「複数のサイトの利用ができるのか」、「1つのサイトでしか利用できないのか」など。せっかく購入したのにライセンス違反になっては意味がありません。きちんと確認しておく必要があります。
ちなみにWordpressではGPLライセンスを推奨しています。
GPLライセンスは、「ライセンスと著作権の表示」「変更をした旨の示すこと」「ソースコードの開示」などが作者への条件になります。
対して利用者へは、
海外のテーマの場合は脆弱性があったり、悪質なスクリプトが混入していることがありとても危険です。
WordPress公式サイトに登録されているテーマは審査が入って許可されたものが掲載されるため安全です。
テーマのデザインだけでなく、ヘッダーやフッダーの設定、Googleアドセンスなどの広告表示、SEO対策、SNS連携などサイト構築をする上で必要な機能が揃っているか確認が必要です。
最近ではほとんどのテーマがレスポンシブ対応をしていますが、古いテーマの場合は対応していないことがあります。Googleが推奨しているためレスポンシブが良いでしょう。