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2017年2月2日
アメリカ・ボストンに拠点を置くコンサルティング会社レピュテーション・インスティテュート(RI)が発表した「最も評価の高いテクノロジー企業ランキング」。
RIが掲げた「世界で最も評価の高い企業ランキング」から、テクノロジー関連企業100社をピックアップ。米国の人口構成を反映した8万3,000人に「ある程度なじみがある」または「非常になじみがある」企業を選んでもらい、評価を行った。
製品の質や業績だけでなく、企業の透明性、社会的責任なども含めて評価が行われている。
1位に選ばれたのは、米アマゾン。昨年、一部メディアで「従業員が過酷な労働環境に耐えている」と取り上げられるなどの逆風がありながら、再びトップの座に返り咲いた。
昨年は大きく順位を下げていたものの、今年は全業種を対象としたランキングでも1位を獲得し、評判を急速に回復した結果と言えるだろう。
RIによると、米国のテクノロジー企業では現在、「製品・サービス」「イノベーション」「業績」の3項目に「職場」「企業統治」「企業の社会的責任(CSR)」「リーダーシップ」を加えた7項目のうち、職場、CSR、企業統治の占める比重が10年前の最大40%から45~50%まで上昇しており、この傾向は今後も続くとみられている。
それを象徴するように、アップルは製品で高評価を得ているものの、不透明な企業構造や社会的責任への消極的な取り組みがマイナス要因となり、10位圏外となった。
順位 | 企業名 |
---|---|
1位 | アマゾン・ドット・コム |
2位 | サムスン |
3位 | インテル |
4位 | VMウェア |
5位 | 東芝 |
6位 | オラクル |
7位 | HP |
8位 | アルファベット |
9位 | マイクロソフト |
10位 | IBM |
11位 | LGエレクトロニクス |
12位 | グーグル |
13位 | NCR |
14位 | テキサス・インスツルメンツ |
15位 | シーゲイト・テクノロジー |
16位 | アドビ |
17位 | フィリップス |
18位 | ゼロックス |
19位 | アップル |
20位 | シスコシステムズ |
21位 | シーメンス |
22位 | モトローラ |
23位 | ヒューレット・パッカード・エンタープライズ |
24位 | セールスフォース・ドットコム |
25位 | イントゥイット |