
2017年2月2日
フォーブスが発表した、2016年の「世界で最も影響力のある人物」総勢74名のうち、大企業のCEOトップ10名をピックアップし、ランキングしたもの。
その人物が動かせる人的資産や財産のみならず、影響力やその行使の度合いを考慮し、順位付けしている。
2009年から行われている恒例のランキング。資産だけでなく、その人物が持つ影響力を含めて選出されている。
総勢74名うち、28名が大企業のCEOであり、トップ10は全員アメリカ人が占めた。判断基準は資産だけではないとは言え、実際、彼らは、合計で数兆ドルのビジネスを動かしている。経営する企業の時価総額は、3兆ドル(約354兆円)にも上る。
1位となったのは、時価総額5,000億ドル(約59兆円)超を誇るグーグルの親会社「アルファベット」のCEOを務めるラリー・ペイジだ。アルファベットの傘下には、AIからヘルスケア関連まで様々な企業がある。また、ペイジ自身も、“空飛ぶ車”を手掛けるスタートアップなど、野心的なプロジェクトに個人的に投資している。
また、最近、最も話題になったのは、エクソンモービルのレックス・ティラーソンCEOだろう。トランプ大統領が、ティラーソンを国務長官に指名。彼の外交経験のなさやロシアとの長年のつながりに、批判が集まっている。
一方、トップ10に入れなかった著名CEOの中には、ウーバーのトラビス・カラニックがいる。配車サービスのスタートアップを680億ドル(約8兆円)の巨大企業に育て上げ、移動手段に革命を起こそうとしている人物だ。
順位 | 名前 |
---|---|
1位 | ラリー・ペイジ |
2位 | マーク・ザッカーバーグ |
3位 | ジェフ・ベゾス |
4位 | ウォーレン・バフェット |
5位 | ジェームズ・ダイモン |
6位 | イーロン・マスク |
7位 | ジェフリー・イメルト |
8位 | レックス・ティラーソン |
9位 | ロイド・ブランクフェイン |
10位 | ダグ・マクミロン |
「世界で最も影響力のあるCEO」10名 ラリー・ペイジが1位に/Forbes japan